こんにちは。スクーターGの川口です。
「車両は**なんですが、適合するミラー(またはネジサイズ)を教えてください・・・」
2007新保安基準が布かれ随分経ちますが、以前とは純正ミラーの取付構造がやや
複雑になってしまったせいか・・・意外に多いんです、このお問い合わせ。
主にホンダ車オーナーの方から寄せられるケースが多いのですが、備忘録の意味も
含めて、国産原付モデルの純正ミラー衝撃緩和構造をお知らせしておきます。
↓↓ ホンダ&スズキ採用方式の場合 : 拡大画像あり

これはPCX(国内仕様JF28)の右側純正ミラーですが・・・
◇車体側取付部=左右とも正ネジ穴
◇アダプターボルト=左右とも下側は正ネジ、上側は逆ネジ穴
◇ミラーアーム下側=左右とも逆ネジ
逆ネジのミラーアームと、上側逆ネジ穴&下側正ネジのミラーアダプターとすることで、
衝撃が加わると何れかが緩んで回る構造となっています。
純正アダプターボルトを車体側に残した状態では、左右ともミラー取付穴が逆ネジに
なってしまいますので、この状態で市販のミラーに交換される際は、純正アダプター
ボルトの穴径に合致した、2007新保安基準対応の“逆ネジ対応ミラー”が左右必要に
なります。
(↑↑ きっと、これが分かりにくいんだろうな~)
純正アダプターボルトを車体から取り外せば、車体側元来のミラー取付穴は左右とも
正ネジなので、逆ネジ非対応の正ネジミラー&アダプターでも取付可能です。
尚、ホンダ&スズキ国産原付モデルの多くは純正ミラー径M8ですが、PCXやアドレス
V125(K7/9、L0)など、M10の車両も一部ありますのでご注意ください。
↓↓ ヤマハ採用方式の場合 : 拡大画像あり

これはシグナスX-FI(国内仕様28S)の右側純正ミラーですが・・・
◇車体側取付部=右側は逆ネジ穴、右側は正ネジ穴
◇アジャスティングボルト
=下側は右が逆ネジ、左が正ネジ。上側は左右とも正ネジテーパー
◇ナット=左右とも正ネジ
◇ミラーアーム下側=左右とも丸棒(ネジ部なし)
丸棒のミラーアームと、上側スリ割りテーパー形状のアジャスティングボルトとすること
で、ナットを締め込めば抜けず、且つ衝撃が加わるとミラーアーム(丸棒)が回る構造と
なっています。
ミラーアーム下側にネジ部がないため、純正アジャスティングボルトを車体側に残した
まま市販ミラーに交換・・・は通常できませんので、車体側元来のミラー取付穴に合わ
せて、右側は2007新保安基準対応の“逆ネジ対応ミラー&アダプター”のみ取付可能、
ということになります。
尚、ヤマハ国産原付モデルは、ほぼ全て純正ミラー径M8です。
以上、たかがミラー、されどミラーでした。
当社ミラーは汎用品につき、全ての車両への実車取付確認は行っておりません。汎用
カスタマイズをご検討いただく際は、最低限必要な車両情報(ミラーの場合なら車両の
取付穴径やネジの正逆、アダプターの必要性の有無)などは、皆さんご自身で実際に
お確かめいただく必要があります。